55.7兆円の経済対策で大幅減は回避できた2021年11月18日の日本相場
【日本相場】
日経平均:-0.30%
TOPIX:-0.14%
JASDAQ:+0.30%
本日の日経平均は、前日比89円安の29,688円でした。
日経平均は、朝方から軟調に推移委していました。
しかしながら、14時以降は経済対策の規模が55.7兆円になるとの報道を受け急回復を見せます。
市場予想は40兆円規模でしたので、タガが外れたような上振れに思えます。
一方で、前日の終値を超える場面もありましたが、引けにかけて売りが進みます。
終わってみれば89円安です。
群馬の個人投資家資産運用成績
【群馬県のある投資家】
個別株式:+0.02%
投資信託:+0.63%(投資信託の数字は前日相場ベースです)
タラレバではありますが、経済対策の報道が取引時間中ではなかった場合、結構下げていたのではないかと感じています。
前日の米国市場の下落や香港・上海の下げも嫌気されていますが、金融所得課税問題もくすぶり続けているように感じます。
経済対策によって再び影が薄くなりましたが、得策とは思えない金融所得課税に拘るようであれば、その他の経済対策の内容も不安です。
少し前から感じるのですが、経済対策含め政策に浅さを感じます。
問題点を一方向からしか見ず、狭い視野に対しての浅い効果に拘り過ぎる傾向を感じます。
深く広く考えないから、効果が限定的になってしまったり、そもそも無理のある政策になってしまうのではないでしょうか。
効果は二の次で、期日までに政策を出すことを目的にしている方が考えて、詳細が解らない方が決裁している、そんな風に思えてしまいます・・・。
多額の経済対策、本当に大丈夫でしょうか・・・。
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